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年代別の外反母趾

外反母趾はハイヒールなどを履く機会の多い女性に多く見られる症状ですが、子供や若年層にも見られます。

子供の外反母趾

幼児、10歳以下の子供の外反母趾は非常に珍しいため、まずは正しい診断が大切になります。

10歳以下の子供には靴による外反母趾はほとんどなく、症候性の外反母趾といって、なにか別の病気による外反母趾をまず考えなければなりません。

一番多いのは先天性の奇形です。
この場合には他の骨格奇形を伴っていることが多く、生まれたときから多かれ少なかれ変形があることが特徴です。
また、脳性小児麻痺など筋肉の麻痺を起こす病気では、その結果として外反母趾を起こすことがあります。

いずれにしても専門的な診断と治療が必要ですので、すぐ整形外科で診断してもらって下さい。

若年性の外反母趾

若年性の外反母趾は、ハイヒールや先細の靴などを履いていないのに起こるのが特徴です。

若年性の外反母趾の一番の原因は、遺伝的要因で祖母や母も外反母趾というケースが圧倒的に多いと言われています。
関節の柔らかさ、筋肉の弱さなど、いわゆる女性らしさが目立ちます。

年齢が低いのにもかかわらず、はじめから開張足・扁平足の傾向も強く、外反母趾に対する抵抗性がありませんから、成人にはあまり効果のない運動療法、装具療法が効果的です。

ただし外反母趾角が30度近くに達し、中足間角も15度ぐらいになる場合は、成長がある程度止まれば外反母趾が進行期に入らないように手術も考えます。

特に、20歳代にどうしても、おしゃれな靴を履きたければ手術が必要になります。
しかし、手術をしてもあまり高いハイヒールを履けば外反母趾が再発するので手術後、医師の指示を守れることが条件になります。
また、長期の観察も必要になります。

成人の外反母趾

ハイヒールを履いて起こった成人の外反母趾の治療には、ハイヒールを履く機会が激減するまでいかに進行期に入るのを食い止めるかが重要になります。

そのためには、靴と拘縮(こうしゅく)の予防と除去のための運動と、装具療法です。
特に靴は単に痛まない靴ではなく、親指を外側に押さないで、かつ第1中足骨を押さえ込んで、内側に開かないようにしなければなりません。
なかなか難しいのですが、最も重要で効果的です。